クマ

ホッキョクグマが13万ポンドする高性能カメラを破壊

ホッキョクグマを追っていたドキュメンタリー撮影のクルーが、高価なカメラを破壊されてしまった、 というニュースです。 もちろんホッキョクグマは猛獣なんですが、 こういう写真を見るとやっぱりかわゆいと思ってしまいます。 英語 http://www.dailymail.c…

データから見るクマの生態−ナラ枯れはツキノワグマ出没の主な原因ではないかもしれない

今年のツキノワグマの出没について、多くの報道で 「ナラ枯れによってツキノワグマのえさが不足し、人里にえさを求めるから」 という説明がされています。 それに対して、「ツキノワグマはドングリだけ食べているわけではないから、ナラ枯れが主な原因ではな…

ツキノワグマは絶滅の危機にある、という定説が変わりつつある

先日紹介した「となりのツキノワグマ」のように、ツキノワグマは減少しているのではなく、 逆に増えつつあるという主張があちらこちらから聞こえてきます。 このニュースもそんな主張の一つです。 朝日新聞より 「捕獲クマ処分する?しない? 実態見えず調査…

日本クマネットワークが「2010年の日本各地域でのクマの動向について(暫定版)」を発表

NGO日本クマネットワークが「2010年の日本各地域でのクマの動向について(暫定版)」を発表しました。 日本クマネットワークは主に研究者が所属している団体のようで、愛護団体というより保護活動のための 情報を共有するネットワークだそうです。 なので、…

九州のツキノワグマは絶滅していない、という新説

九州のツキノワグマは絶滅した、というのが定説ですが、 それを覆そうとする新説が現れています。 読売新聞より 「絶滅VS生息、九州クマ論争」 http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/animalia/zoo/20101125-OYS8T00648.htm クマの研究者らでつくる「日本ク…

すべてのクマ好きにおすすめ 「となりのツキノワグマ」

以前レビューを紹介した「となりのツキノワグマ」、買ってみました。 想像以上に楽しめる本でした。 まず、ツキノワグマの写真自体が素晴らしいです。 クマ好きの女子なら「かわいいー」を連発です、きっと。 学術的にも貴重なはずの生態写真はもちろんのこ…

写真集「となりのツキノワグマ」のレビューがありました

11月2日の記事で取りあげました写真家・宮崎学氏の クマ写真集「となりのツキノワグマ」のレビューがありました。 クマ「ワシら別にかわいそうじゃないんじゃ。勝手に同情せんでくれ」 http://www.excite.co.jp/News/reviewapp/20101116/E1289833410108.html…

クマと付き合う責任−「ハリウッドスターだったクマの悲劇」ナショジオチャンネル

「ハリウッドスターだったクマの悲劇」という番組を観ました。 http://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/523 ハリウッドで活躍している調教師のドキュメンタリーです。 自分のトレーニングしてたグリズリー「ロッキー」が 突然調教師のいと…

ナラ枯れはクマ出没の原因ではない、の説

ツキノワグマ出没の原因として、一般的にナラ枯れによる食糧不足が挙げられています。 その説への反論が書いてある記事がありましたので、引用します。 asahi.comより「クマ 人里に出没 なぜ?」 http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=0600000101…

クマさん、食べ過ぎです!

asahi.comより 「台所にクマ、ごちそうペロリ 満腹で捕獲され山へ 三重」 http://www.asahi.com/national/update/1104/NGY201011040001.html 家に侵入したクマが捕まった、というニュースなんですが……。 三重県大台町小滝の無職向井妙さん(77)の住宅に3…

ツキノワグマの個体数について、補足

昨日、ツキノワグマの保護対策のためには 全国的な個体数調査が必要ではないか、と書きました。 これは私個人の意見でもありますが、 ツキノワグマの殺処分反対派だけでなく、殺処分賛成派からも聞こえてくる意見です。 殺処分賛成派の意見 読売新聞「クマ狩…

ツキノワグマは数が減っているのか?

ツキノワグマは個体数も減少している上に、 山での食糧が減ったため人との遭遇が多くなり、殺処分が行なわれてさらに個体数を減らしている、 というのが今一般に広がっている認識です。 WWFジャパンの「ツキノワグマの保護活動」のページに、その考え方が要…

カテゴリー「クマ」を追加

クマの話題が増えてきたので、「クマ」をカテゴリーに追加しました。

宇多田ヒカルがTwitterでクマ保護についてつぶやく

このブログで知ったのですが、 「紺色の人」 http://d.hatena.ne.jp/Asay/20101024/1287927819 宇多田ヒカルがTwitterでクマの保護についてつぶやいています。 10月19日に何回か↓ http://twitter.com/utadahikaru/status/27794916936 「ぼくはくま」っていう…

野生動物を保護するって難しい。人間のエゴの問題だから

クマの話題を引き続き。 さきほどの「紺色の人」の記事では、 日本熊森協会の活動を取りあげていて、 blog主さんはこの団体の取り組みの一部は素晴らしいと思いつつも、 飢えたクマのための「ドングリ運び」という運動を批判しています。 野生動物への餌づけ…

クマ出没問題について掘り下げる

今年はクマ出没のニュースが頻繁に流れるため、クマ問題への関心も高くなっています。 クマ問題に対して深く掘り下げている団体がありました。 日本クマネットワーク http://www.japanbear.sakura.ne.jp/cms/ 今年のクマ出没については木の実の不作が原因だ…

今年はクマの被害が多い模様

「クマ:各地で被害拡大 猛暑も影響、餌不足に」 毎日新聞より http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101015k0000m040073000c.html 環境省によると、4〜9月に全国でクマが目撃された件数は7175件に上り、昨年同期の4229件を大きく上回る。同省…

大山でクマのフンに遭遇!?

※野生動物のフンの画像が多いので、苦手な方は避けてください。 先日、丹沢山系の大山に登ったとき、哺乳動物を目撃することできませんでしたが、 それらしきフンを見つけることができました。 まずはこれ。 小指ほどの大きさでした。イタチあたりのフンでし…

クマ対策の斬新な試み 「日本発・野生グマとの共存」アニマルプラネット

「日本発・野生グマとの共存」 http://www.animal-planet.jp/episode/index.php?eid1=858204&eid2=000000 秋になるとクマ出没のニュースが飛び交います。 クマ出没のニュースを集めたブログ「クマ出没情報ブログ」でも 連日目撃情報が寄せられています。 http…

今日は賢治忌。「なめとこ山の熊」

今日9月21日は宮沢賢治の命日だそうです。 宮沢賢治は童話も詩も好きですが、 その中でも「なめとこ山の熊」はかなり好きな作品です。 熊の猟師と熊との関係が狩る、狩られるの関係だけではなく、 生死がかかっていながらもお互いに敬意を払っています。 そ…