すべてのクマ好きにおすすめ 「となりのツキノワグマ」
以前レビューを紹介した「となりのツキノワグマ」、買ってみました。
想像以上に楽しめる本でした。
まず、ツキノワグマの写真自体が素晴らしいです。
クマ好きの女子なら「かわいいー」を連発です、きっと。
学術的にも貴重なはずの生態写真はもちろんのこと、
ユーモラスな写真も多いです。
中に人入ってるんじゃないか、と思いたくなるほど人くさい行動も激写してます。
この写真を見たら、撮られたクマは
「知らないうちにオレのオフショットを撮りやがって! こんなマヌケな姿を!」と
怒るかもしれません。
となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)
- 作者: 宮崎学
- 出版社/メーカー: 新樹社
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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この本の素晴らしいところは、ただかわいい写真を収めているだけでなく、
撮影を通してツキノワグマの生態に迫ろうとしているところです。
生態についての定説に対して様々な疑問を呈しながら、
あくまでもツキノワグマときちんと付き合っていくために生態をもっともっと知るべきだと、
著者は主張しています。
私もその意見に賛成します。