ライトノベルの書き方?

小説の冒頭2 小説の世界観を披露するパターン

(今回も自分用メモとして) 小説の冒頭、前回はアクションから始まる小説について触れましたが、 今回は冒頭で小説の世界観を披露するパターンを取りあげようと思います。 「この小説はこんな世界のお話ですから、覚悟してくださいねー!」と最初から宣言し…

日本が舞台の法廷ドラマは−周防正行監督の場合

昨日の記事の続きです。 日本の司法の現状では、本格的な法廷ドラマを描くのは難しいと書きましたが、 周防正行監督は2007年公開の映画「それでもボクはやってない」で法廷ドラマに挑戦しました。 この作品は「Shall we ダンス?」以来11年ぶりの監督作品で…

日本が舞台の法廷ドラマを書くのは困難かも 「日本の有罪率、99.9%の何故?」

(今回の記事、一見ライトノベル執筆とは関係なさそうに見えますが、私の中ではつながっています) たまたま本屋で、こんな本を見つけてしまいました。SIGHT (サイト) 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: ロッキングオン発売日: 2010/12/24メディア: 雑誌…

小説の冒頭について1

今回の記事は、自分の執筆のためのメモとして残しておこうと思います。 いまさらですが、小説にとって冒頭の部分はとても重要です。 なぜなら、冒頭で読者を引き込まないと、最後まで読んでくれないおそれがあるからです。 脚本術の本を執筆したシド・フィー…

ジャンプ小説新人賞 補足

11/30に〆切が迫っている、ジャンプ小説新人賞について補足します。 11/10の記事で「自分の作品がレーベルの色に合っているかどうか」という点が大切なのでは、 と書きましたが、ではj-BOOKSというレーベルはどんな色なのでしょうか。 j-BOOKSは主に少年ジャ…

ジャンプ小説新人賞 〆切近づく

ジャンプ小説新人賞の〆切が近づいています。 次回の〆切は11月30日です。 http://j-books.shueisha.co.jp/prize/ 私はこのジャンプ小説新人賞の09年夏の回で銀賞を受賞し、 「イモムシランデブー」を出版できる運びになったのですが、 小説公募に応募する時…

曲から刺激をもらう

前回の記事でRADWIMPSの「おしゃかしゃま」について書きましたが、 この曲についてはぜひ付け加えたいことがあります。 私の最初のライトノベル「イモムシランデブー」を執筆する時、 ずっと「おしゃかしゃま」を流して作業をしていました。 執筆する時、と…

ライトノベルのタイトル研究2

タイトル研究2ではまた「小説の秘密をめぐる十二章」に戻ります。小説の秘密をめぐる十二章 (文春文庫)作者: 河野多恵子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/10/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (32件) を見る この本では…

ライトノベルのタイトル研究1

ライトノベルは、他のジャンルの小説よりもタイトルが重要と言われています。 でも、私は正直言ってタイトルをつけるのが苦手です。 「タイトルなんて編集者がつけてくれるよ」と言う人もいるかもしれませんが、 タイトルも作品の一部なので、編集者まかせっ…

「小説の秘密をめぐる十二章」その1

先日の「書きあぐねている人のための小説入門」につづき、執筆の参考になる本の紹介です。 小説の秘密をめぐる十二章 (文春文庫)作者: 河野多恵子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/10/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (3…

「書きあぐねている人のための小説入門」補足

先日、「書きあぐねている人のための小説入門」という本を紹介しましたが、少し補足を。 この前の紹介の仕方だと、「なんだ、小説論ばかりですぐに役立つことなんてないんだろ」 と思われてしまうかもしれませんが、 すぐに応用できるテクニックも本のなかで…

初ライトノベル執筆で参考にした本

ライトノベルが続々と映画化されていますが、 とうとう「ライトノベルの楽しい書き方」も実写映画化されますね。 http://ranobe.jp/ この作品が映画化されたのは、ライトノベル作家志望の人が増えていることも 後押ししたのでは、と想像します。 世の中には…