イモムシ注意報


世の中には虫が苦手な人もいるようで、
このブログを友人に見てもらったところ、
「蛾だあああああああああっ」と悲鳴をあげてしまいました。
友人があまり虫が好きな方ではないのは知ってたんですが、
まさかあのきれいな蛾で嫌がるとは……。
自分の基準が他人にも当てはまると思ってはいけないですね。


で、今日は蛾ではなくイモムシの画像です。
イモムシが苦手な方は、下を見ない方を見ないでくださいね。
でも、「イモムシランデブー」という小説を書いておいて、
イモムシの画像は避けられないので、載せちゃいます。


※イモムシの画像です。








どうやってこのイモムシを見つけたかというと、
コンビニの前の道路でつぶれていたんです。
二、三匹。
誰かに踏まれてしまったにちがいありません。
すぐそばの街路樹を確かめると、いました。
でも、木につかまっているのはあまり見つからず、
地面をのたくっているのが三、四匹いました。


ひょっとしたら殺虫剤でも撒かれて地面に落ちちゃったのかな、と考えましたが、
どうもそうではなさそうです。
まず、この蛾の種類を調べると、おそらくセスジスズメガです。
で、スズメガは蛹になる時に地中に潜るんですね。
見つけたイモムシはみんないつ蛹になってもおかしくない立派な大きさだったので、
きっと蛹になるために土に降りて、誤って人に踏まれてしまったのだと思います。


蛾の種類を調べるとき、このサイトを参考にさせていただきました。

「昆虫ブログ むし探検広場」
http://insects.exblog.jp/


このサイトでは、虫の名前を知りたい人が園長(=ブログ主)に質問する、ということをずっと続けています。
いろんな人から珍妙な虫の写真が寄せられています。
「殻の間から頭を出して移動する虫」とか、「体が一部膨れているイモムシ」とか。
身近な生き物でもこんな想像を超えた虫がいるんだ、と毎回感心してしまいます。