「中国神秘紀行 シーサンパンナ 野象が暮らす密林の謎」BS朝日

http://www.bs-asahi.co.jp/china_trip/


中国で象?と思う人もいるかもしれません。
でも、シーサンパンナはラオスミャンマーに隣接した熱帯雨林気候で、
アジアゾウが棲息しています。
実に美しい土地ですね。

<番組ホームページより>


せせらぎで若い女の子たちが水浴びをして遊んでいたんですが、
鮮やかな赤い民族衣装を着たまま水をパシャパシャ掛け合っていて、
「えっ、服大丈夫なの?」と思ってしまいましたが、
余計な心配だったようで、誰も服のことは気にしていませんでした。
水もとてもきれいなんでしょうね。


熱帯雨林の上空に設けた遊歩道が気になりました。
熱帯雨林樹冠の生態系が栄えているのですが、頭上数十メートルに展開されている
世界なので、研究者ですら近づくのに苦労をします。
観光客でも利用できる便利な遊歩道があるなんて!
ただ、下が丸見えの縄製の橋なので、高所恐怖症の人は絶対に無理です。


ゾウを巡る状況については、厳しいものがあるようです。
密猟者に牙を折られて、自然に戻るのが難しくなり人間に保護されているゾウがいました。
また、新しい車道が森林を切り裂き、ゾウの生息地を分断していました。
動物の保護の際、現在確認されている生息地のみを保全して、
結果大きな生息地が分断されて繁殖活動がままならず、数を減らしてしまうことがあります。
そういったことも考えさせられました。