生物多様性って

生物多様性」という言葉、最近よく耳にしますよね。
今年の10月に名古屋で「生物多様性条約締結国会議」が行なわれるので、
ニュースなどでもよく取りあげられています。


今年が「国際生物多様性年」だということは、
大哺乳類展に行って初めて知りました。
この大哺乳類展、9月26日に終わってしまいますが、
<陸のなかまたち>の展示の目玉だったヨシモトコレクションは、
国立科学博物館の地球館3Fに常設展示されていますので、
ぜひご覧になって下さい。数々の剥製に圧倒されます。


話は生物多様性に戻ります。
生物多様性条約ってわかりづらいような気もしますが、
条約についての説明を読むとわかりやすいな、と思いました。


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「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約:Convention on Biological Diversity)」は、
ラムサール条約ワシントン条約などの特定の地域、種の保全の取組みだけでは
生物多様性保全を図ることができないとの認識から、新たな包括的な枠組みとして提案されました。
(中略)
条約の3つの目的

* 地球上の多様な生物をその生息環境とともに保全すること
* 生物資源を持続可能であるように利用すること
* 遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分すること


COP10支援実行委員会 公式サイトより
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希少種を保護したり、ある種の生息地を守るだけのやり方では生物多様性が守れないので、
もっと生態系全体を考えた保全の仕方を考えたいということなんですね。


じゃあ、生物多様性ってなに?というのは、これから私もいろいろ勉強していきたいと思います。