作家・北杜夫さん 死去


作家・北杜夫さん 死去のニュースが入りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111026/t10013511501000.html


どくとるマンボウ昆虫記 (新潮文庫)

どくとるマンボウ昆虫記 (新潮文庫)


「どくとるマンボウ昆虫記」を読んでいなかったら、「イモムシランデブー」を書くことはありませんでした。
叔父の書棚にあった「どくとるマンボウ昆虫記」を手に取ってから昆虫への興味が深まり、同時に文学への興味も湧きました。一番影響を受けた作家と言っても過言ではありません。


どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)


昔はただ面白おかしく読んでいたこの本、自分が作者と同じような年齢になるとまた別な楽しさを発見するようになって、「昆虫記」よりもこちらの方を繰り返し読むようになりました。


「どくとるマンボウ」のご冥福をお祈り致します。

超ビジネス書レビューで魯迅について書きました


日経ビジネスオンラインの「超ビジネス書レビュー」をまた書かせていただきました。
今回は『阿Q正伝狂人日記 他十二篇(吶喊)』です。


日経ビジネスオンライン 超ビジネス書レビュー
「後ろ向きに叫べ!『阿Q正伝狂人日記 他十二篇(吶喊)』 〜「寂寞」」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110819/222170/


この「吶喊」という本は、魯迅の処女作品集です。
日本で有名な「阿Q正伝」「狂人日記」「故郷」等が収録されていますが、
今回とりわけ触れたかったのは序文についてです。
単なる本の序文でなく、一つの作品として読めるほど深い内容です。


通常このコーナーは日経サイトの会員でないと全文読めないのですが、
掲載日の今日は登録無しで全文読めるようですので、
よかったら読んでいただけますと嬉しいです。


みなさんはすでに魯迅を読まれている方が多いでしょうが、
これをきっかけに魯迅をもう一度読んでいただけたら、と願っています。
今読むと、新しい発見がきっとありますよ。

「劇場版トリコ 開幕!グルメアドベンチャー!!」DVDレンタル開始

ノベライズを担当した「劇場版トリコ 開幕!グルメアドベンチャー!!」のDVDがレンタル開始しました。
セルDVDは「ONE PIECE」とセットで7月20日発売のようです。

青森でアカシジミが大量発生


青森でアカシジミが大量発生したそうです。
そんなに珍しい蝶ではないのですが、こんな大量発生は見たことありません。
動画も観られますので、ぜひどうぞ。これは珍しい映像ですよ。


青森 ちょうのアカシジミ大発生 NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110712/t10014152011000.html

日経ビジネスに「失敗の本質」レビューを書きました。

先月に続き、日経ビジネスに書評を書きました。


「有事のリーダー必読!『失敗の本質』 〜日本的組織の硬直化を読み解く」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110617/220877/


日経ビジネスオンラインで書評の全文が読めますし、日経ビジネス誌にも短縮版が掲載されていますので、
読んでいただけますと幸いです。

俳優の山本太郎、福島の子供を守ろうとして干される

俳優の山本太郎が、福島の子供たちを守る活動に参加していたところ、
予定していたドラマが降板になってしまったというひどいニュースがありました。


福島の子供たちを守る活動「オペレーション・コドモタチ」
http://www.soybeans.co.jp/op_kodomo/


降板を伝える山本太郎さんのツイート
http://twitter.com/#!/yamamototaro0

今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね。

http://twitter.com/#!/yamamototaro0/status/73367872579178497

抗議するからTV局、プロデューサー教えて、などなど励まし有難う!外されたドラマでも、現場には迷惑掛けられないから言えない。一俳優の終わりの始まりなんて大した事じゃない。そんな事より皆さんの正義感溢れるエネルギー、20mSV撤回、子供達の疎開脱原発へ!皆で日本の崩壊食い止めよう!

http://twitter.com/#!/yamamototaro0/status/73389491041206272


こんな当たり前のことさえ言ってはいけない世の中になったんでしょうか?
きっと降板を決めた人は勝手に「空気」を読んでしまったのでしょう。
「空気」、そんなものにふりまわされるのはイヤです。


山本太郎さんがドラマに復帰されることを願うとともに、今後の活躍を見守りたいと思います。自分の趣味的なことを付け加えると、山本太郎さんが少林寺で特訓した技をいつかドラマや映画で見てみたいものです。