あれから一月半。いま、怖いこと

東日本大地震が起きてから、約一月半が経ちました。


正直なところ、毎日おびえながら暮らしています。


余震は怖くありません。
以前、錦糸町にある防災センターのシミュレーターで
阪神大震災レベルの揺れを経験してから、地震はそれほど怖くなくなりました。


地震後しばらくは福島第一原発事故の悪化と放射能が死ぬほど怖かったです。
いまでもそれは変わりませんが、それよりもっと怖いものが現れました。



自分の地位を守るために、他人を犠牲にしようとする人たちが怖いです。


この期に及んでもなお、平気でウソをくりかえす人たちが恐ろしいです。


そんな横暴やウソにどう対抗していいのかわからない、自分の無力さが怖いです。



いつまでも怖がっていてばかりではいけない、と自分に言い聞かせていますが、この怖さだけは忘れないようにしようと思います。
いま感じている怖さから目を背けることこそ、一番してはならない気がします。